健康管理

ヌカカに刺されやすい人の特徴は?刺されたらとるべき処置と最適な予防法についても 

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ヌカカ(俗名:干拓虫)は「イソヌカカ」「磯ブヨ」などと呼ばれる虫で、刺されたらとにかくかゆく、蚊の20倍はかゆいとも言われています。

刺されると大変な目にあうヌカカですが、蚊やブヨほどの知名度もなく、そのためにヌカカ対策や刺された後の適切な処置を知らない方が多いのが実情です。

刺されたら二度と刺されたくないと思うほどのかゆみが出るヌカカ。

ここではヌカカに刺されやすい人の特徴や、刺されない予防策と刺されてしまった時の適切や処置についてご紹介します。


ヌカカに刺されやすい人の特徴とは?

ヌカカに限らずどの虫に対してもそうですが、肌を露出していると刺されてしまう危険性はかなり高くなってしまいます。

また、ヌカカはわずか1~1.5ミリほどの小さな虫です。

ヌカカの画像【閲覧注意】

服の小さな隙間からも入り込み、刺されてしまいます。

他にも汗をかいていたり、飲酒をしていたりすると、二酸化炭素を多く吐き出しているので、虫が感知して寄ってきやすくなります。

例えば蚊に刺されやすい血液型がある(ハマダラカはO型の血液を好むと言われています)といったような説はヌカカにはないので、ヌカカに刺されやすい人の特徴としては肌の露出が多い人だったり汗をかいてそのままにしている人が挙げられます。

ヌカカに刺されたらどんな処置をするべきか

ヌカカに刺されてしまった時は、患部が腫れる前であれば熱めのお湯(45℃以上)をかけてあげると毒素が分解されます。

お灸をすえるのも効果的です。

しかしすでに腫れてしまっている場合は、逆効果になるので、保冷剤などで患部を冷やしてあげると痒みを抑えることができます。

刺された直後は患部の状況を見て、温めるのか冷やすのか見極めます。

もし、ポイズンリムーバーを持っている場合は、毒を吸い出してあげると痒みが緩和されるので使うと良いでしょう。

その後は虫刺され用の薬を塗り、掻きむしらないように気を付けます。

ヌカカはブヨにも匹敵する程の猛烈な痒みが襲ってくるのが特徴で、1週間ほどはかゆみが続きます。

ついつい痒みに我慢できず、掻きむしってしまい症状を悪化させてしまう場合があるので、そういった時は病院を受診するようにしましょう。

また、一度に何十か所も刺されてしまった時も、病院へ行き症状を悪化させないようにします。

 

参考:皮膚科医(緑生会)による虫刺されQ&A

 

おすすめのヌカカ対策!ハッカ油や蚊取り線香は効果あり?

まずヌカカに刺されそうな場所に行く際には、長袖長ズボンとし、できるだけ肌を露出しないようにします。

また、ヌカカは小さな虫なので、わずかな服の隙間からでも入り込んでしまいます。

頭髪まで入り込むこともあるので、帽子をかぶったり首にタオルを巻いておくのもおススメです。

さらに、虫よけスプレーを数時間ごとにこまめにスプレーし、虫が寄ってこないようにします。

蚊やブヨ除けの対策として知られる、ハッカ油を使った虫よけスプレーはヌカカにも効果があります。

さらに、虫よけスプレーと併用して、蚊取り線香を焚くことでより虫除け効果が高まります。

少し効果が強めの蚊取り線香を使ったり、複数個所に焚くなどすると良いです。

ヌカカは集団行動する虫なので、集団でのヌカカを発見したらその場を離れるようにしたほうが無難です。

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まとめ

ヌカカに刺されやすい人の特徴として際立ってコレというものはありませんが、蚊やブヨといった刺す虫の対策として有効な肌の露出を減らすことは必ずやっておきたい対策と言えます。

そのほか、ハッカ油や蚊取り線香、虫よけスプレーも対策として効果があるので複数活用してできる限りの対策はしておきたいところです。

ヌカカに刺されると、赤く水ぶくれのように腫れます。

猛烈な痒みが長く続くことが特徴です。刺されてしまうと長い時間、痒みに耐えなければいけません。

また、集団行動する虫なので、一気に複数個所刺されてしまう可能性があるのも、恐ろしいところです。

まずは、ヌカカに刺されないようにしっかりと対策を行うことをお勧めします。

キャンプなどの楽しい時間に虫に刺されて大変な思いをしてしまっては、楽しみも半減されてしまいますからね。

これからの季節、アウトドアや草むらでの作業の際などはヌカカに気を付けて楽しい時間を過ごして欲しいと思います。