夜泣きはいつまでする?3歳でも続く原因と夜驚症との違いも
赤ちゃんの頃に夜泣きをするのは仕方ないと思ってましたが、3歳まで続くのは想像してませんでした。
ママ友に聞いたら3歳で夜泣きが続いているのはかなり少数のようですが、そのうち収まるよという楽観的な意見と、病院に相談してみた方が…という意見があったりして何を信じて良いかわからなくなってしまいました。
ちょっと心配になって、3歳まで夜泣きが続く原因や病院への相談が必要なケースについて調べてみました。
夜泣きはいつまで続く?3歳までには終わるのが普通か
赤ちゃんの時は夜泣きするのは当然としても、3歳になってもまだ夜泣きする子を見ると「いつまで続くのか…」と心配になりますよね。
ですが、体の不調や睡眠サイクルを妨げる習慣がない限り、もう少しで夜泣きしなるようになるのがほとんどです。
ただ、日中や寝る前の生活の仕方が夜泣きの原因になっていることも多く、そうした夜泣きの原因を取り除いていくだけでも発生頻度を減らすことは可能です。
いつまで夜泣きが続くのかと心配するよりも、今ある夜泣きの原因を取り除いていくことから始めてみると、すんなりと夜泣きがおさまることもあります。
3歳の夜泣きの原因で多いのは?
3歳になってもまだ夜泣きをする子は多いですし、中には3歳くらいから突然夜泣きするようになったという子も少なくありません。
ただ、突然夜泣きするようになった場合は、赤ちゃんの時とは異なる原因で夜泣きをしている可能性が高いです。
よくある原因として挙げられるのは、
- 日中の運動量が足りていない
- 日中の強い刺激
- 睡眠サイクルが確立していない
- 寝る前にスマホやテレビなどを見ている
- 体調不良
なので、3歳くらいからまた夜泣きをするようになったという場合は、こうした点に注意して原因を推測してみると夜泣きする理由がわかる可能性があります。
ちなみに、日中の強い刺激は、友達と遊んで楽しかったといった良い刺激も含まれているので、すべてを排除することは難しいです。
睡眠サイクルは5歳くらいには確立されると見られていて、だいたいこれくらいの時期から夜泣きがなくなる子もいるので、焦らずに気長に対処したいところです。
夜泣きで3歳が暴れるのは夜驚症の可能性も
夜中に起きて泣きながら暴れる子もいますが、これは夜泣きとは異なり「夜驚症」という症状である可能性があります。
夜泣きは浅い睡眠の途中で泣く状態である一方、夜驚症は深い睡眠状態にあり脳の一部のみが活発に動いて泣き叫ぶため、子供に声をかけても反応はないという特徴があります。
3歳くらいから7歳くらいにかけて起こる可能性がある症状ですが、子供の成長とともに解決することがほとんどなので心配はする必要はありません。
とにかく子供が泣きながら暴れても親は動揺することなく抱きしめてあげて安心させられるように対処するのが良いとされています。
泣いて暴れる子も親に抱きしめられるうちに安心し、また眠りにつくようになります。
安眠できるための対処法は?
夜泣きをする子の対処としては、できるだけ睡眠のリズムを整えるようにするのが効果的です。
- 日中は体を動かして遊ぶ
- お風呂に入る(お風呂を出た後にすぐ布団に入るのは逆効果)
- 夜にスマホやタブレットなどの画面を見ない
- 寝る前は部屋の明かりを暗くする
- 起きる時間と睡眠時間を一定にする
こうした対処をしていくうちに適切な睡眠がとれるようになることも多いです。
夜泣きをする原因は人それぞれなので、対処すべきことも同様に様々ですが、こうした基本的なことをまずは対処してみるだけでも解決することが多いので
試してみてください。
毎日夜泣きをする3歳でも改善する?
3歳児でも毎日夜泣きをするという子はいるようです。
ですが、さきほどの夜泣きの対処をしていくうちに、徐々に夜泣きの回数は減っていく可能性はあるので、睡眠リズムを整えることを心掛けて欲しいと思います。
こうした対処を行ったうえでも、まだ毎日のように夜泣きをする場合は、医療機関の診断を受けた方が安心でしょう。
特に異常が認められないとなれば安心できますからね。
夜泣きする3歳にイライラする気持ちを抑えるには
明日も早起きしなくてはいけないとか、いつも夜泣きで寝不足になってしまったりと、夜泣きでイライラしちゃいますよね。
「あーもう、早く寝てよー!!」
とか
「あー、なんで泣いてんのよー!!」
こんな感じでイライラしてしまいがちですが、このイライラはぐっと我慢した方が絶対に良いです。
イライラして対処するのは夜泣きを抑える効果とは逆に作用してしまいますからね。子供はさらに泣くし、親の睡眠時間は短くなるしと良いことはありません。
イライラすることで負のスパイラルに陥ってしまう可能性が高いのでここは辛抱するポイントです。
ここはイライラする気持ちを抑えて、できるだけ平常心で子供に応じるのが結果的にはイライラを発生させる原因を減らすことにつながります。
できるだけ早く睡眠できる状況を作るためにもイライラを抑えるように心がけたいところです。