豆知識

ベジマイトはまずい?例えていうならどんな味で美味しい食べ方や料理はあるか

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ベジマイト画像引用:ベジマイト wikiのページ

オーストラリアでは超メジャーなベジマイト。

以前、ホームステイしていた家庭にも当然のようにベジマイトがあって結構な頻度で食べていましたが、日本人の仲間の中で食べている人は少なかった印象です。

僕も最初はかなり抵抗がありましたが慣れてきたら美味しく感じられるのが不思議なんですよね。でもきっと多くの日本人はまずいと感じるんじゃないでしょうかね。

たまにカルディで購入することがありますが、家族の反応はそれほど高くないので食べる機会が少なくなってきていますが、ここではそんなベジマイトの魅力についてご紹介してみたいと思います。


ベジマイトはオーストラリアの納豆?「まずい」の声は本当なのか

ベジマイトは「オーストラリアの納豆」と呼ばれているように、クセがあるため好き嫌いが分かれる味でしょう。

毎日食べても飽きないくらいに美味しいとの評判がある一方で、ニオイだけでも耐えられないといった声も聞かれます。一部の人のあいだでは「世界一まずいジャム」とも言われていて苦手な人が多いイメージがありますが、1番美味しい食べ方を知っていれば印象は変わるかもしれません。

味噌や醤油などの調味料と同じように、ベジマイトだけをそのまま食べるとまずいです。味が濃いのでジャムというよりも調味料の感覚で料理に使うと良いでしょう。

ベジマイトを食べたことがある人は、次のように味を例えている人が多いです。

ベジマイトの味は例えていうならどんな味?

ベジマイトはどんな味なのか例えた場合に、次のように言われることが多いです。

  • のりの佃煮と赤みそを混ぜたもの
  • 塩辛にみそを混ぜたもの
  • みそ・アンチョビ・チーズ・醤油を混ぜたもの

一言でいえば「強烈な味」ですよね。

発酵食品独特のツンとくるニオイに加えて塩辛い味は、一度に食べ過ぎるとせっかくの美味しさが感じにくくなってしまいます。

味噌や醤油と同じように適切な分量を加えることで、さまざまな料理にコクを出して美味しく仕上げることができるでしょう。

ベジマイトの美味しい食べ方やおすすめの料理をご紹介します。

ベジマイトの美味しい食べ方や料理をチェック!

ベジマイトの美味しい食べ方にはバターと一緒にパンに薄く塗ってトーストする調理法があります。海外では一般的な朝食として人気があり、さらにチーズをトッピングすると相性抜群なのです。日本ではあまり見かけませんが、チーズとベジマイトのロールパン「チーズィーマイト・スクロール」といった商品も販売されています。

ベジマイトは油やチーズと相性が良いため、下記の料理にもおすすめです。

  • サンドウィッチ
  • ピザ
  • パスタ
  • ドレッシング

そのほかにも、普段食べている煮物やカレー・焼きそばに入れるとコクが出て美味しくなるとの口コミがみられました。ベジマイトは独特な風味がある一方でいろいろな料理にアレンジできるので、自分の好きな美味しい食べ方を見つけてみてくださいね。

納豆や漬物などの発酵食品が好きな人は、特にクセになる美味しさが発見できるのではないでしょうか。


ベジマイトの原材料や気になる塩分について

ベジマイトの原材料は、おもにイースト菌から抽出される酵母エキスと塩です。そのほかの原材料表示には下記の成分が記載されています。

  • 着色料(カラメル)、香料
  • ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン
  • 葉酸

栄養が豊富に含まれているため、地元のオーストラリアでは離乳食にも使われているそうです。毎日食べる習慣は健康にも良い影響がありそうですが、塩辛い味は塩分の摂りすぎを心配する人も多いのではないでしょうか。

ベジマイトの塩分は、およそ1食分5gあたり0.42gです。ちなみに味が似ているとされるみそは小さじ1杯(6g)で0.7g、しょうゆは0.9gです。比べてみると特別塩分が多いわけではありませんが、調味料として少量の使用を意識しないとすぐに塩分過多になってしまうので注意してくださいね。

ベジマイトが輸入禁止の理由は?日本ではどこで買えるか

アメリカでは葉酸はパンとシリアルにのみ添加が許可されているため、葉酸が含まれるベジマイトは輸入禁止とされています。

日本では輸入禁止になっていないので、おもに次の店舗で購入できます。

  • カルディコーヒーファーム
  • 通販(楽天・Amazon・Yahoo!ショッピング)

ちなみにベジマイトの元になった商品は、イギリスの「マーマイト」という調味料です。オーストラリアは当初マーマイトを輸入していましたが、第一次世界大戦によって輸入が困難となったため、独自の調味料ベジマイトが誕生したのです。

ベジマイトはまずいといわれる一方で、クセになる美味しさにハマる人が大勢います。評判を聞いて気になる人は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。