鉄瓶の白湯に含まれる鉄分量と効果は?味や下痢をする説についても

ダイエットやデトックス効果に定評のある白湯ですが、鉄で作られた「鉄瓶」で沸かすことで不足しがちな鉄分の補給もできるのが嬉しいですね。

しかも鉄瓶で沸かした白湯からは体に吸収しやすい鉄分が摂取できるのでとてもおすすめです。

今回は、鉄瓶で作る白湯に含まれる鉄分量や効果、味の変化や下痢をするといったデメリットについてもまとめてみました。

鉄瓶で作る白湯の鉄分量と効果はどれくらい?

鉄で作られた鉄瓶で沸かした白湯には、体に吸収されやすい「ヘム鉄(二価鉄)」という鉄分が含まれます。

これは鉄瓶の素材に使われている鉄が溶けだしたもので、その結果、白湯を飲むことで日本人に不足しがちな鉄分を摂取することが可能となります。

鉄分量は加熱時間によっても変わってくるので一概には言えませんが、1日の推奨鉄分摂取量(成人男性:10mg、成人女性12mg)のある程度は摂取できるようになります。

ちなみに、鉄分補給の食品で話題に上がることの多いホウレン草やひじきなどに含まれる「非ヘム鉄(三価鉄)」は吸収率がそれほど高くないため、貧血対策にはヘム鉄がオススメです。(ヘム鉄は非ヘム鉄の5~6倍の吸収力があると言われています)

ヘム鉄は肉や魚にも含まれているので、鉄瓶で作った白湯と合わせて摂取することでさらに鉄分補給が万全になります。

ヘム鉄が含まれる食品についてはこちらが見やすいです ⇒ e-ヘルスネット(厚労省)

鉄瓶の白湯の飲み過ぎで下痢をする理由は?

体に良いとされる白湯ですが、飲みすぎてしまうと下痢を引き起こす場合もあります。

原因としては、

  1. 単純に水分の摂りすぎ
  2. 白湯の好転反応

この2パターンが主なものです。

もう少し詳細をお伝えしていこうと思います。

水分の摂りすぎ

体内に大量の水分を取り込むと、血中のナトリウム濃度が下がり電解質のバランスが崩れて、下痢をはじめ頭痛やめまいなどを引き起こすことがあります。

白湯を飲む場合は1日に700~800ml程度を目安とし、一気に飲むのではなく少しずつ飲むようにしましょう。

好転反応

白湯には、毒素排出などデトックス効果が期待できます。

その効果が出始め、飲み始めの数日~2週間程度はお腹が緩くなる場合があるのです。

それを過ぎると下痢・便秘も安定してきますので、すぐに白湯を辞めず少しの間様子をみることをおすすめします。

あまりにも下痢がひどかったり、長く続くような時は病院へ行ってみましょう。

鉄瓶の白湯の味は美味しい?

「鉄瓶で沸かした白湯はまろやかな味がする」という意見を多く目にします。

これは、鉄瓶の鉄が水に溶け出したことと、鉄瓶で沸かすことで水の中のカルキがほぼ除去されるためです。

これによってクセがなくまろやかな味になるため、水道水が苦手でも鉄瓶で沸かした白湯は飲めるという人もいます。

個人の感じ方なので程度の差はありますが、やかんで沸かした白湯に比べて「やさしい」「まろやか」といった、飲みやすさを感じる人は多いです。

鉄瓶の白湯を使ってお茶やコーヒーを楽しむ人もいて、味の違いがあることは間違いなさそうです。

鉄分が摂取できない鉄瓶もある?

鉄瓶で白湯を沸かすだけで鉄分が補給できるという嬉しい効果がありますが、中には鉄分が摂取できない鉄瓶もあるので注意が必要です。

そうした鉄瓶の特徴は、錆止めのために内部が塗料などでコーティングされているものです。

錆が発生しないので管理が簡単になる一方で、鉄分が溶出しなくなるので選ぶ際には注意してくださいね。

鉄瓶の白湯は水筒に入れても大丈夫?

鉄分が含まれる白湯ですが、水筒に入れても錆びたりしないのか気になりますよね。

鉄瓶での白湯ユーザーのブログでも、ステンレスの水筒に入れて持って行っているという記事があるので試しにやってみましたが、いつもの水を入れているのと変わりはありませんでした。

さすがはステンレス!と言うべきか、錆びるほどの鉄分はさすがに含有していない可能性も…。

何はともあれ、鉄瓶で作った白湯でも気にせずに水筒で持ち運べるのであれば外出先でも飲めるので助かりますね。

鉄瓶の白湯で鉄分が摂れるのは嘘なのか

鉄分補給を期待して鉄瓶で白湯を作って飲んでいたけど効果がなかったとか、そもそも鉄分が溶出することはないという「鉄瓶の白湯で鉄分が摂れるのは嘘説」もあるようですね。

鉄瓶の白湯にヘム鉄(二価鉄)が含まれるのはすでに実証されていることなので嘘ではないのですが効果が感じられないという方は、もしかすると前述したとおり内部がコーティングされている鉄瓶である可能性もあります。

知らずにそうしたタイプの鉄瓶を使っているのであれば鉄分が摂れるなんて嘘という感想を抱く可能性は十分にありますが、コーティングなしの鉄瓶であれば鉄分の摂取は可能なので嘘と断定するのは誤りと言えます。

まとめ

鉄瓶をはじめ、鉄製の鍋や鉄玉子といった商品を使うことで、普段私たちが口にするものから鉄分を補給することができます。

鉄瓶で白湯を作ることで毎日手軽に鉄分が摂取できるので鉄分不足に悩む方にはとても助かるアイテムです。

また、鉄瓶と言えば直火のイメージがありますが、実はIH対応の鉄瓶も販売されています。

なお、鉄瓶で白湯を作る際には蓋をして沸騰させて、沸騰後は蓋を外して15分程度沸かし続けるようにします。

鉄分補給やデトックスなども勿論ですが、おうち時間の長い昨今、愛用の鉄瓶で沸かした白湯でリラックスする時間を作るのもいいかもしれませんね。

また、錆止めなしの鉄瓶であっても、沸かした白湯に溶け出す鉄分は1日の必要量に足りるものではありませんので、あくまで鉄分補給の補助として毎日続けるようにするのが適切な鉄分摂取のコツと言えるでしょう。

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