点字ブロックの秘密や工夫がすごい!役割・種類の意味や海外の反応について

点字ブロックの秘密や工夫がすごい3つの理由

意識して見るといくつか種類が異なる点字ブロックですが、実は種類・色・場所の3つの工夫があります。

単に突起物がついているブロックというわけではなく、その種類によって異なる役割を果たしています。

さらに、近年は新たな役割を果たす点字ブロックも導入されており、さらに進化を続けています。

色や設置場所も果たす目的に適うことを念頭に設置されており、様々な工夫がなされている点字ブロックですが、種類ごとの役割や色の意味について次に詳しくご紹介したいと思います。

点字ブロックの種類ごとの役割は?色の意味についても

点字ブロックは、正式には「視覚障害者誘導用ブロック」と呼ばれ、安全に移動する目的で設置されています。

ブロック表示は3種類に分けられており、それぞれ次のような役割があります。

  • 誘導ブロック…線状の突起があり、進む方向を案内する
  • 警告ブロック…点状の突起があり、危険な場所を知らせたり目的地を表したりする
  • 内方線付き点状ブロック…警告ブロックに線が1本足されたもので、駅のホームからの転落事故を防ぐ

3つめの内方線付き点状ブロックは、他の2つに比べて新しくできたものです。

ホーム側に目印の線があり、どちらに電車が来るのか確認できます。

目が不自由な人の転落事故を減らし、より快適に生活できるように、点字ブロックは今後も改良されていくでしょう。

ところで、点字ブロックは黄色のものがほとんどですが、これは弱視でも見分けやすいように原則として決められています。

道路との境界線をはっきりさせて、目が不自由な人にも識別してもらうための重要な意味があるのです。

点字ブロックのある場所はどこ?

点字ブロックのある場所は、歩道や駅・公共施設の出入り口などさまざまです。

とくに階段・エレベーター・誘導ブロックの交差点など、注意が必要な場所には警告ブロックが設置されています。

また、駅のホームには内方線付き点状ブロックと呼ばれる特別な点字ブロックも使われています。

そのほか、「エスコートゾーン」と呼ばれる、横断歩道に突起をつけて安全に渡れるように工夫されている場所も導入数が増えています。

こうした点字ブロックの設置場所は必ずしも適切な場所に導入されているとは言えず、中には適切ではない場所に設置されているケースも見られ、適正な設置のための検討もなされているので、徐々に設置場所の改善もなされていることでしょう。

ただ、点字ブロックが増えたことは視覚障害者にとって良いことばかりではなく、いくつかの問題点や、意外なデメリットも出てきています。

点字ブロックの問題点!デメリットは多いのか?

点字ブロックの問題点やデメリットには、次のものがあります。

  • 高齢者の方がつまづきやすい
  • ブロック上に障害物が置かれてしまうことがある
  • デザイン重視で作られた道路と同系色のブロックが識別しにくい
  • ブロックの種類が増えて混乱してしまう

点字ブロックを使わない人だけでなく、視覚障害者にも不便に感じることがあり、お互いに生活しやすくなるように考えることが大切です。

点字ブロックを利用している人も不便さを感じているのは意外ですよね。

上の4つめにある問題点のように、新しい点字ブロックが考えられたことが、逆に分かりづらいとデメリットになっているのです。

分かりづらいとの声に対し、2001年には点字ブロックの形を規制し統一することで、問題点の解決に向けて取り組まれています。

点字ブロックを見た海外の反応は?

点字ブロックは日本発祥で、海外にはそれほど多く設置されていないため、海外の反応をみると日本は進んでいる素晴らしいアイディアだという声があります。

その一方で、海外に点字ブロックがさほど導入されない理由として「点字ブロックはなくても日常的に障害者のサポートをする人が少ないからでは?」と考える人もいるようです。

海外の国の一部では、見ず知らずの人でもサポートが必要な場面では当たり前のようにサポートをする人が多いところもありますが、日本ではなかなか見られない光景と言えます。

もしかすると、日本の風土が発展させた仕組みとも言えるかもしれませんが、周りの人のサポートがもっと広がる状況になってより良い環境になれれば嬉しいですね。

点字ブロックは意味ない!車椅子には邪魔という意見も

こうした点字ブロックですが、中には「点字ブロックは意味ない」と主張する意見もあります。

主な論調としては、日本だけがなぜこんなに点字ブロックがあるのか、使っている人を見たことがないというものがほとんどです。

国内の意見で良く見られる「日本だけなぜ…」という意見ですが、日本発祥の点字ブロックですから海外よりも多いのはそれほど不思議なことではないでしょう。

また、車椅子の人にとっては邪魔になってしまうという意見もあり、車輪の幅に合わせて点字ブロックの一部をなくすといった取り組みを行っている地域もあります。

様々な人が暮らしやすい環境づくりにこれからも様々な工夫がされていき、より意味のある点字ブロックになっていくように感じられます。

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