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首里城が世界遺産となった理由とは?登録取り消しはどうなるのか

残念ながら2019年の火事で焼失してしまった首里城。

この火災がきっかけで首里城について語られる機会が増えている感じがしますが、世界遺産について事実と違った認識をしている人が多いようです。

主に首里城と世界遺産の関係について、火災を起こす1年前に首里城を訪れた時にガイドさんに教わったことをここではまとめてみようと思います。

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首里城が世界遺産に登録された理由

首里城は14~15世紀からおよそ500年間存在していた琉球王国の中心地にあった城で、沖縄の政治経済や文化、さらには宗教上においても中心として存在していた城です。

こうした歴史的な理由により首里城は世界遺産に登録されたわけですが、実はこの(火災前の)首里城は現代において復元されたものであるため、正しくは「首里城跡」が世界遺産に登録されているわけです。(首里城自体が世界遺産という訳ではない)

壮大な朱塗りの城を見るとその建造物こそが世界遺産の対象と思いがちですが、実は「首里城跡」がその対象だったというのはあまり知られていませんでした。

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世界遺産の登録は「首里城跡」だった

世界遺産の登録は「琉球王国のグスク及び関連遺産群」であり(復元された)城ではなく「首里城跡」が世界遺産登録の対象となっています。

首里城の内部に入ると、本殿の床の一部がガラス張りになっていて、その世界遺産登録の対象である遺構が見える作りになっていました。(復元後も遺構は見えるようになると個人的には推測しますがどうなるでしょうかね)

これを知るまでは、首里城を見て世界遺産を見た気分になっていましたが、実際にはその遺構を見るまでは本当の意味で世界遺産を見たことにはならないということが判明しました。

ちなみにその部分は有料ゾーンに入らないと見れないので、見ないまま首里城を後にした人は多いかもしれません。

例の火災で崩れ落ちる首里城を映して、世界遺産が…と報道しているところもありましたが、こうしたことでもあの建物が世界遺産だという認識が広まる原因となった可能性はありますね。

世界遺産に登録されたのはいつ?

2000年12月に「琉球王国のグスクおよび関連遺産群」の1つとして世界遺産に登録されました。

当時は日本で11番目の世界遺産としてかなり注目を浴びたのを覚えている人も多いのではないでしょうか。

来年で登録20周年というところでしたが、それまでに復元というのは難しいと見られています。

火災で首里城の世界遺産登録はどうなるのか

この火災で首里城の世界遺産登録はどうなる?という心配をしていることがありますが、登録取り消しにはならないのではないかという見通しが強いという報道があります。

もうここまでお読みになった方ならわかると思いますが、あの燃えた城自体が世界遺産の対象ではないからというのがその根拠です。実際の遺産登録の対象である遺構も焼失していませんからね。(一部が損傷したという報道はありますが…)

結局はユネスコの判断次第ということになるでしょうけれど、最終的な判断に注目したいと思います。

その後、公式的に首里城の世界遺産登録の取り消しはないとの見解が出されました。

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首里城の復旧は経過を公開しながら実施する?

最近の首里城の話題としては、そのように復旧をするかといったことがメインになってきています。

その中でも、復旧段階から公開していくことで、復旧作業時にも観光客を呼び込むことができるのではとの思惑があるようです。

せっかく沖縄へ行ったのなら首里城にも立ち寄りたいという人はきっと多いはずですし、建築中の首里城を見るのは今しかできないということで、観光地としての役割は果たせるように思います。

いつ頃から公開を始めるかなど、具体的に決まりましたらここでもご紹介したいと思います。

まとめ

首里城は14~15世紀からおよそ500年間存在していた琉球王国の中心地にあった城であったことが世界遺産の登録の理由ではありますが、すでにその城は消失しており(2019年の火災よりも前に)、世界遺産の登録は「首里城跡」が正しいです。

なので、2019年の火災で燃えた城(復元された城)自体が世界遺産ではないので、消失によって世界遺産の登録取り消しとなることはありませんでした。

ちなみに、床の一部から見える遺構が登録の対象物ですが2019年の火災で消失することはありませんでした。

今後は改めて城の復旧作業を行っていくことになっていますが、復旧の過程も見れるようにして観光客の減少を食い止める対策が検討されています。

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