紫外線量を時間帯ごとに知りたい!今日の日差しはどれくらい強いのか
太陽が照り注ぐ夏はめちゃくちゃ気持ちいいですが、紫外線量は気になります。
日焼けやシミ対策を考えると、紫外線が多い時間帯の外出は避けようかな…なんて考えることも。
逆に日焼けしたくて「紫外線をたくさん浴びたい!」という人もいるでしょう。
予め今日の紫外線量がわかっていれば、紫外線対策や日焼けがしやすくなりますが、その場合は気象庁が公表している紫外線量のデータを見るのが便利です。
あまり知られていないかもしれませんが、使える情報が見つかるスグレモノなんですよ。
ここでは、紫外線量が多い時間帯や、気象庁が公表しているデータについてご紹介したいと思います。
もくじ
紫外線が多い時間帯は?
紫外線は太陽高度が高いときに多くなるので、雲などに遮られないことを条件とするなら正午辺りが最も紫外線量が多くなります。
日差しが出ているときは日焼けの可能性はありますが、太陽の高度が高くなる正午の前後1時間くらいの時間帯は特に注意した方が良いのはこのためです。
逆に日焼けをしたい人は、この時間帯に外に出ていると効率よく日焼けができるということになりますね。
ちなみに、イメージ的には気温が最も高いときに紫外線も強いように思われがちですが、正確にいうと気温が最も高くなるのは午後1時から2時あたりなので、少しタイムラグが生じてきます。
日焼けしたい人は暑さを我慢して太陽の下にいるよりも、少し前に日焼け活動を始めた方が良いことになります^^
今日の紫外線量の時間帯別予想をチェック
夏になると天気予報でも紫外線量を伝えるところもありますが、気象庁では年間を通して紫外線の予測分布図を公表しています。
「今日の紫外線量はどれくらいありそうかな?」
と気になる時にはこの情報を参照するのが便利です。
天気予報などで、「〇〇と気象庁が呼びかけています」といつも前面に出てこない感の強い気象庁ですが、自ら求めに行くと便利な情報を提供していることに気づかされます。
紫外線が多い時間帯が最も日焼けしやすいのか
紫外線が多いとそれだけ日焼けしやすくなります。
なので、日焼けしたい人は紫外線の多い時がチャンスですし、日焼けを防ぎたい人にとっては紫外線対策を万全にしておきたい時間帯となります。
先ほども少し触れましたが、時間帯としては午前10時頃から紫外線量が高くなり、正午辺りがピークとなります。
日焼けしたい場合はこの時間帯に、日焼けを避けたい方はこの時間帯は特に紫外線対策をする必要があります。
ただ、日光が強い時だけ紫外線対策をすれば良いというわけではありません。
実は曇りの時が最も紫外線量が多いケースもあるので注意が必要です。
紫外線量は曇りの時が最も高い理由とは?
気象庁の公式サイトにあるこの記述で全てが判明します。
快晴の時に比べると、うす曇りの場合は約80~90%、くもりの場合は約60%、雨の場合は約30%の量になります。
しかし、雲の間から太陽が出ている場合には、雲からの散乱光が加わるため快晴の時よりも多い紫外線が観測されることがあります。
曇りの方が日焼けしやすいと言われることがありますが、その理由は雲からの散乱光によるもので、「日差しが少ないために紫外線対策をしないから」という理由ではないことがわかります。
太陽が照りつける時だけ紫外線対策を心がける人がいるかもしれませんが、曇りの日こそしっかりと対策をしておかなくてはいけないということです。
まとめ
一般的には太陽高度が最も高くなる正午あたりが紫外線量が高いですが、他の要素も関係するので常に正午あたりが最高とは言えません。
また、日差しの強さが紫外線量の多さを図る指標としやすいですが、曇りの時に最も紫外線量が多くなる可能性もある点に注意が必要です。
気象庁では日ごとの紫外線量の予報が見れるので、参考にしながら紫外線対策をすると精度が高くなります。
日焼けを避けつつ、夏を楽しめるようにしたいですね。