咳が止まらない時の対処法!病院は何科を受診すべきか?
もくじ
夜寝れないほど咳が出る時の対処法
風邪をこじらせたり、体の調子を崩した時などに咳が止まらなくてツライことってありませんか?
症状が重たくなると夜寝れないほど咳が出ることもあるのでできるだけ早い段階で対処をしておきたいところですが、今まさに咳が止まらなくて眠れないという方はハチミツを飲むことをオススメします。
夜寝る前の副交感神経が優位な状態は咳が出やすいので、寝る準備をしている時には咳が出てなくても気になる時は予めハチミツを飲んでおくと良いでしょう。
お湯にハチミツを溶かしてゆっくりを喉を通すようなイメージで飲むと辛かった咳が少し収まります。もちろんこれだけで咳がピタリと止まるというわけではありませんが、寝られないくらいツライ状態からは解放されるはずです。
プロポリスの飴も緩和してくれますし、一番良いのは喉にスプレーするタイプのプロポリス。咳がなかなか取れない場合にもこれで快方に向かうことがあるくらい効果があるアイテムです。寝る前はもちろん、出掛け先でも簡単に使えるのでバッグに入れておくと安心のアイテムです。
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子供の咳が止まらない時はどうしたら良い?
子供の咳が止まらない時はなるべく早い段階で小児科を受診するべきです。
大人ももちろん早い段階で医療機関へかかる方が望ましいですが、子供は特に早めの受診を心掛けてほしいです。
風邪で咳が止まらないという場合もあるでしょうけれど、喘息などの可能性もあるので注意が必要です。
子供の病院はどんな症状でも小児科で良いのか、それとも専門の科のある病院が良いのかと悩みますが、まずは小児科を受診して専門の科を勧められた場合はその指示に従うというスタンスが良いと小児科医も仰ってました。
ですので、子供の咳が止まらない場合はできるだけ早い段階で小児科へ連れて行くようにしてください。
咳が止まらないのは何かの病気だったりする?
私自身がそうですが、全く喘息なんて持っていないのに咳が止まらずに病院へ行ったところ、咳喘息と診断されてしまいました。
風邪をひいてから強い咳がついて、体調が元に戻っても咳だけが抜けずにいたので病院へいったところ、
「残念ですが、咳喘息と言わざるを得ませんね」
と告げられてしまいました。
思い返してみると、その数年前から原因不明の咳が長期間続いたりしていたことを思い出しましたが、少しずつ症状が重くなっていったのかもしれません。
ちなみに、咳喘息の治療法は投薬治療とステロイド吸入剤の使用から始め、症状が治まってくるとステロイド剤の吸入だけを続けるという方法がとられました。
咳喘息にかかって1年くらいは投薬を続け、それからはステロイド剤の吸入だけとなりましたが3年以上過ぎた今もステロイド吸入剤の使用は医師から推奨されています。
この吸入を怠ると、薬の耐性がついているために薬では咳が治りにくい体になってしまうそうなので、長期間付き合う覚悟を持って治療を始めなくてはいけません。
咳喘息とは?
私自身が罹って初めて知った咳喘息という症状。空咳が何週間も続く(痰がからむことは少ない)症状で、症状が重いと夜眠れないくらい酷くなることもあります。(経験上、気温差でも咳が出やすい傾向にある)
何かしらのアレルギーによって発症するのが原因で、その後気管支喘息へ発展する可能性もあるので早い段階での対処が望まれる。喘息と名前はついているものの、呼吸困難やぜーぜーとした喘鳴を伴うことはない。
咳喘息の説明としてはこんな感じで書かれることが多いですが、とにかく咳だけが長期間続く時は咳喘息の可能性があるので医療機関の受診をしてみることをおすすめします。
病院は何科を受診すべきなのか
咳が止まらない場合に受診すべきは呼吸器内科です。
近くに呼吸器内科がない場合は内科も可ですが、やはり専門の先生に診てもらったほうが良いでしょう。
機械に呼気を吹き込んで数値を測ったり、投薬による影響などから最終的な診断が下されますが、すぐには咳喘息だと診断されることはなく、ある程度の期間を見て判断されることになります。
病院での検査と治療について
病院での検査は危機に息を吹き込むという簡単な検査が行われます。その後、お医者さんが聴診器によって気管支の音を聴く程度なので大変な検査は行われません。とはいえ、一度の検査によってすぐに咳喘息だと診断されることはなく、一定期間を置いて複数回(2~3回程度)の診断を行った結果で咳喘息であるかの診断がなされます。
治療は主に投薬によるもので、咳自体を止める薬とアレルギー反応を抑えるステロイド剤の吸入が行われます。途中で投薬治療を止めると薬の耐性がつくため、今後咳が強くなった場合には投薬で咳を止めるのが困難になってしまうために、継続して投薬治療を続ける必要があります。(数年単位で継続することになります)
市販の薬で咳を止めることはできるか
咳が止まらなくて、何とか止めようと咳止め薬を飲む人がいますが、風邪による咳を止めることはできても喘息や咳喘息による咳を止めることは難しいです。
市販の薬では基本的には風邪による咳止めができるように作られているので、それ以外の咳については効果は期待できません。
市販の咳止め薬を飲むくらいであれば、先にご紹介したハチミツを飲むほうが咳へのアプローチとしては効果が実感できます。ハチミツを常備していない場合は、コンビニなどでプロポリスの飴を買ってきましょう。市販の薬を飲んで咳を止めようとするよりも効果が期待できます。
症状が重たい時に処方される即効性のある薬
夜も寝れないくらいの咳でもピタっと止めることができる薬を処方されたことがあります。
どうしても咳が止まらなくて困った時に飲むようにと指示を受けて処方された頓服ですが、1日に3回までしか飲めないという制約があるのでどのタイミングで服用したら良いのかよく考えなくてはいけません。
咳の症状が重たいと、最後の切り札的な扱いになる頓服。
寝る前に飲むのは確実として(咳は寝る前が最もひどくなりやすい)、日中のタイミングはその後のスケジュールなどを考慮して決めたいところです。
驚くほど即効性があってありがたい頓服ですが、効果が強い薬は副作用も心配なのでなるべく利用しないでいたいものの、どうしても咳を止めたいという時にはやはり重宝しますね。