二の腕のぶつぶつの原因は肥満にある?オロナインやニベア、垢すりで消せるって本当か
二の腕のぶつぶつができる原因はいくつかありますが、肥満によるものというのは正しいのでしょうか。
10代から20代にかけてできやすい二の腕のぶつぶつですが、実は肥満が原因で発生することもあることがわかっています。
とはいえ、肥満が主な原因ではなく遺伝によるものだったりアトピー性皮膚炎が原因にもなりえますので、ダイエットをしたからといって治るとも言い切れないものです。
ここではそんな気になる二の腕のぶつぶつについて原因と対策についてまとめましたので、気になる方の参考になれば嬉しいです。
もくじ
二の腕にできるぶつぶつは肥満が原因?
毛孔性苔癬は家族に毛孔性苔癬を発症している人がいたり、アトピー性皮膚炎も持っていたりすると発症しやすいと言われています。
また、肥満体型の人も発症しやすいとされています。
ただ、10代であれば30〜40%の人に発症するとされていて、肥満体型の人ばかりが発症するわけではありません。
しかし、肥満体型だと発症しやすいのではなく、単純にブツブツが目立ちやすいだけという説もありますが、いずれにしても肥満体型だと二の腕のぶつぶつが気になりやすいのは事実です。
肌への保湿をしっかりとしてターンオーバーを促すと同時に、肥満体型の解消への取り組みも二の腕のぶつぶつ対策としては必須でしょう。
二の腕のぶつぶつはニベアやオロナインで治る?
ニベアやオロナインは皮膚トラブルへの万能薬のように使われがちですが、二の腕のブツブツを治すには向いていません。
Yahoo知恵袋やブログを調べてみるとニベアを長期的に塗り続けたら、ブツブツが良くなったという口コミがいくつかありましたが、劇的に効果があったという訳ではなく、何もしないよりはニベアを塗り続けた方が皮膚が保湿されて良い効果を得る可能性があるといった程度でしょう。
また、オロナインについてはニベアより効果は見込めません。
オロナインは殺菌し炎症を抑える塗り薬です。
二の腕のぶつぶつに塗って雑菌をしてもぶつぶつは改善されることはないはずです。
いくら万能薬として支持されるニベアやオロナインでも、効能にないような肌トラブルを治すことまでは期待しない方が良いでしょう。
二の腕のぶつぶつは垢すりで治るのか?
垢すりでぶつぶつはをこするのはNGです。
毛孔性苔癬は、毛穴の出口付近の角質が異常に分厚くなり、毛穴の詰まりを起こしていることがわかっています。
ここにさらに刺激を与えてしまうと、症状を悪化させてしまう可能性があります。
垢すりなどの刺激以外にも、紫外線も症状を悪化させる原因になるので、日焼け対策もとても大切になってきます。
ぶつぶつができてしまうと気になって色々と皮膚に手入れをしようとし、反対に悪化してしまう事もあり得るので気をつけたいですね。
基本的には肌を刺激しないようにし、保湿をしっかりとするのがケア法として推奨されているので、逆効果になりかねない垢すりは避けておきたいところです。
毛孔性苔癬が治った事例はある?
二の腕のぶつぶつについて、ネット上で口コミを探してみると塗薬で治ったという事例がいくつかありました。
多く見られたのは、肌のシワなどを改善するレチノールクリームの使用や、ローションパックにて保湿をしっかり行なった等の事例。
肌のターンオーバーを促しつつ保湿を行うのが良い方向へ作用したものと考えられます。
また、月1程度でピーリングを行うのも良いとされています。
ブツブツを治したいとお考えの方はぜひ参考としてみてください。
まとめ
二の腕のぶつぶつは「毛孔性苔癬」と呼ばれている症状で、皮膚の毛穴に角化した粟粒ほどの発疹がたくさんできる皮膚疾患のことをいいます。
発症箇所は二の腕が多く、太ももにも発生することもあります。
10代の30~40%ほどに発生するそうで、30代からは目立たなくなってきます。
10代20代は思春期で見た目も気になる年頃なので、皮膚のぶつぶつは治したいところです。
ニベアや垢すりで消せるといったネット上での噂のような情報がありますが、基本的にはこれらで治すことはできないばかか、逆効果を引き起こす可能性すらあるのでご注意ください。