パソコンに最初からインストールされているマカフィーをそのまま使う人ってどれくらいいるのでしょうか?
多くの人はマカフィーではなくて違うセキュリティーソフトを使っていると思いますが、アンインストールするのも面倒ですし、たびたび出てくる通知に煩わしさを感じる人はきっと多いはず。
ただ初心者の中にはこうしたソフトをアンインストールすることに躊躇して、マカフィーは要らないのか、アンインストールしても問題ないのかと気になっている方もいることでしょう。
ここではマカフィーの必要性やセキュリティ効果、通知の消し方やアンインストールの方法についてお伝えしているので、マカフィーでお困りの方の参考にしていただけたらと思います。
マカフィーはいらない?セキュリティ効果は高いのか
パソコンに初期インストールされているマカフィーは、必ずしも必要なものではありません。
安くて性能が良いウイルス対策ソフトはたくさんありますし、既にほかのセキュリティーソフトを使っているという人も多いでしょう。
すでに他のソフトを使っている場合は確実にいらないのでアンインストールをしておきたいところですが、これからセキュリティソフトの導入を検討している場合はマカフィーも候補に入れるべきでしょうか。
まずは性能ですが、マカフィーのウイルス検出率は96%と他社と比べて低い結果が出ています。
そのほか、マカフィーには次のようなデメリットがあります。
- 他のウイルス対策ソフトと比べるとデータが重い
- OSが起動しないトラブルが起こる場合がある
- アップロードや通知の回数が多い
セキュリティ効果が高いとは言えない中で、こうしたデメリットが挙げられるソフトであれば使用するのに躊躇する人が多いかもしれませんね。
多くの人がマカフィはいらないと判断していますが、こうしたことが大きな原因となっているのは明らかです。
マカフィーの通知がうざい!解決方法は?
マカフィーの通知には、無料ライセンスが終わる頃になると表示されるものと、詐欺やハッキング目的の不正な通知ポップアップがあります。
どちらも頻繁に表示されますし、何か問題が起きたのかと気になりますよね。
「何度消してもまた出てくる。通知がうざい!」と感じている人も多いのではないでしょうか。
購入を勧める通知がうざいと感じた時は、購入するつもりがないならマカフィーのアンインストールをお勧めします。
「スタート」→「設定」→「アプリと機能」→「マカフィー」→「アンインストール」の順に選択してください。
【Windows11の例】
①ウインドウズの「スタート」から「設定」を探してクリック
②「アプリ」をクリック
③マカフィーを探して「アンインストール」をクリック
これでマカフィーの広告は表示されなくなります。
もう1つ気になるのが「ウイルスを発見した」「PCが危険です」などの表示が出てくる通知ですよね。
マカフィーを装う不正な広告は、うざいと感じる人やウイルスに感染したと不安になる人もいるのではないでしょうか。
端末ごとに、通知を消す方法をお伝えします。
マカフィーの通知をスマホで消す方法
PC画面やスマホの小さな画面に、頻繁に通知が来ると不便ですよね。
通知の消し方は機種やメーカーによって微妙に違いますが、まずは消したいマカフィーの通知ドメインをメモしておきましょう。
設定メニューから「通知」→「詳細設定」→「アプリ内の通知設定」→「通知が許可されているURLの一覧」の順に進み、消したい通知のドメイン名を探します。
選択したら「データを削除してリセット」で完了です。
マカフィーの通知をPC「Chrome」で消す方法
グーグルChromeをPCで開くと「Chromeはウイルスと脅威に遭遇しました」の通知が出てドキっとした経験をした人はきっと多いでしょう。
こうした気になるマカフィーの通知は次の手順で消しましょう。
まずは、メニューから設定を選び「設定のリセット」か「サイトの設定」を選択します。(設定のリセットを選ぶと、大事な通知や履歴がある場合もすべて消えるので注意してくださいね。)
マカフィーの通知だけを消す時は、サイトの設定から「すべてのサイトに保存されている権限とデータを表示」を開き「不正なサイト」を選択します。
「権限のリセット」から、マカフィーの通知データを削除すればOKです。
マカフィーの通知をWindows11「edge」で消す方法
「ウイルスが見つかりました!」と赤字で大きく表示されると驚く人は多いでしょう。
このメッセージは迷惑ソフトによって表示される不正通知ですが、分かっていても不安になりますよね。
Windows11からインターネットエクスプローラーに代わり、標準搭載となっている「edge」で通知を消す方法は、次の手順です。
まずは、メニューから「設定」を選択して「通知」を検索しましょう。出てきたリストから不正通知データを探し、詳細から「ブロック」を選んで完了です。
他にも分からない通知や、怪しいと感じたものがあればブロックしておくと良いですね。
コメント