グルメ

クリガニの旬はどの時期か?毛ガニとの違いやおいしい食べ方についても

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

クリガニの旬の時期はいつ?

一般的にカニの旬というと、冬のイメージがありますが、クリガニ旬は主に春から初夏です。だいたい3月から5月ごろが旬となります。

クリガニの産地は北海道沿岸・ベーリング海・アラスカからカリフォルニア沿岸と、主に北部の寒い海なのですが、ちょうどこの時期はクリガニの産地のあたりで桜が咲く時期となっています。

クリガニの事を別名「サクラガニ」もしくは「ハナミガニ」というのはそれが由来とされています。

春には雌が内子を持ち美味しくなります。 夏を過ぎると脱皮したばかりのものなどが多くなるのだそうです。

クリガニはほぼ旬の時期にしか流通しないカニです。春から初夏にかけてはスーパーの鮮魚コーナーを 要チェックしてみて、見つけた場合は是非購入してみてくださいね。

>>コスパ最高のクリガニ一覧

クリガニの味はまずいのか

クリガニは毛ガニより少し小ぶりではありますが、毛ガニの代名詞であるカニ味噌もしっかり入っていてとても濃厚ですし甘みがあります。

足の身も毛ガニ同様に味が濃く、何の調味料もなしで十分なほどですし、とても美味しいカニです。クリガニは毛ガニと遜色ないほどの味わいなのです。

美味しい食べ方や調理法

クリガニは茹でてそのまま食べても美味しいし、味噌汁やパスタ、パエリアなどにしてもとても美味しく味わうことができます。

クリガニを美味しく食べられるレシピをご紹介します。

函館グルメ☆ 「浜ゆでクリガニ&味噌汁」
by Startrek

函館グルメ☆ 「浜ゆでクリガニ&味噌汁」

材料(2~3人分)
≪クリガニ塩ゆで≫ /
クリガニ / 2尾
水 / 1.5L
塩 / 大さじ3
≪味噌汁≫ /
ゆでクリガニ / 1尾
ブナシメジ / 50g
大根 / 約3cm
マツモ / ひと掴み
日本酒 / 1/2カップ
みりん / 大さじ1/2
水 / 500cc
だしパック / 1個
味噌 / 大さじ2

レシピを考えた人のコメント
毛ガニにそっくりのクリガニは地元ではだしに人気です。塩ゆでしてからみそ汁のすると、濃厚カニだしでおかわり必須の一品です。

詳細を楽天レシピで見る→

くりがに蒸篭蒸し
by mayu..12

くりがに蒸篭蒸し

材料(2人分)
くりがに / 2はい

レシピを考えた人のコメント
魚屋さんでくりガニ発見!
蒸篭で蒸して!

詳細を楽天レシピで見る→

意外にリーズナブルです☆クリガニと長ネギの味噌汁
by @cU3.ConTure

意外にリーズナブルです☆クリガニと長ネギの味噌汁

材料(3人分)
クリガニ / 3匹
長ネギ / 1本
水 / 1000cc
味噌 / 大さじ2

レシピを考えた人のコメント
スーパーの特売で買ってきたクリガニを使って美味しいお味噌汁を作ってみました。

詳細を楽天レシピで見る→

美味しい茹で方と下ごしらえの方法

まず、クリガニを茹でる前に下ごしらえをしっかりとしておきます。

釣りで手に入れた場合はもちろんですが、購入した場合でも、カニは死ぬとあっという間に味が落ちてしまいます。クリガニを手に入れたらできるだけ早く調理しておくのが良いでしょう。

鮮度がよいうちに茹でてしまうというのが一番大切になってきます。クリガニの体に付いている泥をしっかりと落としていきます。歯ブラシなどを使うと便利です。

この時、ふんどしや脚の隙間も丁寧にやっておきましょう。汚れが落ちたら、カニの体に輪ゴムを掛けて固定します。お湯に投入して暴れた際に脚が取れるのを防ぐことが出来るからです。

だいたい3パーセントくらいの濃度の塩水を作り、お湯が沸騰したら、ゆっくりとカニを鍋に投入していきます。甲羅を下にしてゆでるとカニミソが抜けにくくなります。

時間にして、10分から15分ほど茹でるのがクリガニの茹で方となります。鍋にふたをしてじっくり待ちます。茹であがったら甲羅を下にした状態でさまし、5分程度置いてあら熱と水気をとっていきます。

それからさまざまなレシピに活用していきましょう。


クリガニと毛ガニの違い

クリガニと毛ガニは分類上は比較的近い仲間ですので見た目もそっくりです。素人目では全然違いが分からないほどです。

ですが、見分け方はいたって簡単です。

クリガニは毛ガニに比べて全体的に小ぶりで、甲羅の幅が10センチ程度しかありません。甲羅の形も毛ガニと比べ中心部がせり出したようになっています。

値段は全く違います。毛ガニのキロ単価が約5,000円に対して、クリガニのキロ単価はなんと1,000円ほどです。ですが、先ほども述べたようにクリガニは毛ガニと遜色ないほど美味しいです。

また、毛ガニでは味わう事のできない珍味「内子(雌の卵)」もクリガニでは味わえます。※毛ガニのメスは基本的に禁漁なので、毛ガニの内子は食べられません。