首コリで吐き気がする…。改善するにはどうしたらいい?
注目されないことが多いですが、かなり多くの人が首コリに悩まされています。
首コリがひどくなると、脳への血液が充分に伝わらず、慢性的な体のだるさや疲労感が続くことになります。
重度になると吐き気を催したり、さらには脳障害の原因にもなりうる厄介な症状です。
そんな危険な首コリについて、改善方法や首コリを引き起こし原因についてまとめてみました。
首コリに悩まされている方の参考になれば嬉しいです。
首コリで吐き気がする状態を改善するには?
慢性的な首コリでいつも体がだるいとか、疲れが取れないという人は年々増加傾向にあります。
パソコンを使った仕事をしている人などデスクワークの人やスマホの普及が大きな原因と言われています。
首コリは症状が重たくなると吐き気がするほど悪化してしまうことも珍しくなく、早めに改善したいところですがどうやって改善すべきかわからないという人は多いのではないでしょうか。
首コリによる吐き気の改善は整体院へ行って全身マッサージと骨格の矯正をしてもらうことで、首の歪みを直してもらうと首コリも解消して吐き気もなくなることが多く、改善方法としては最も簡単な方法です。
ただこうしたマッサージによる処置は対症療法に過ぎないので、また数日すると首コリが強くなってきて、次第にまたき気が起こってしまいます。
結局は、首コリを引き起こす原因そのものの対処をしないことには本当の意味での改善は果たせません。
首コリを引き起こす原因
首コリの原因で最も多いのはパソコンやスマホの利用によるもので、肩のコリや眼精疲労によって首の筋肉が凝り固まってしまうものです。
その次に多いのが睡眠時の姿勢の悪さによるものです。これが意外と多いので朝起きた時の自分の状況を振り返ってみて欲しいと思います。
もしかすると、マッサージへ行ってもすぐに首コリが戻ってしまう人は枕が合っていないために不自然な姿で何時間も過ごしているかもしれません。
睡眠中の姿勢が悪いと、何時間も体に悪影響を与えるだけでなく疲れを取ることもできないので蓄積疲労にも繋がってしまいます。
枕を替えるだけでも首コリの改善と慢性疲労の解消もできてしまうこともあるので、普段の枕は自分に合っているか改めて確認してみると首コリの原因が判明するかもしれません。
首コリのほとんどはデスクワークと睡眠時の姿勢の悪さによるものが原因ですが、それでも改善しない場合の対処法や首コリの危険性についてまとめてみました。
首筋のマッサージは危険って本当か
首のコリをほぐすには、直接首を揉みほぐせばいい。
そう考える人は多いでしょう。
実際に整体院でも首コリが酷いと伝えると首をガッチリ揉みほぐすところはあります。
ですが、首は脳につながる神経や血管がたくさん通っているので、マッサージをすることによって神経や血管を損傷させてしまうと、脳梗塞などを引き起こす可能性があるので特に注意が必要です。
なので、よく勉強している整体院だと絶対に首筋のマッサージは行いませんし、コリを取るためにはピンポイントで骨格の矯正をするのみに留めます。
ただ、骨格の歪みが取れると筋肉の緊張もほぐれ、首コリが解消します。
マッサージや整体院を選ぶ際の大事なポイントと言えるでしょう。
首コリ改善にはストレッチがおすすめ
首コリ改善には無理のないストレッチがかなり有効です。
とはいえ、首の筋肉は他の部位と繋がっているため、首筋だけをストレッチしていてもあまり効果は得られません。
例えば、肩の筋肉が凝っていたらその影響で首筋のコリも出てきます。なので、首は当然のこと体全体のストレッチを行っていく必要があります。
意外と、脚のストレッチをすると全身に好影響が出たりと実践してみると全身の筋肉は繋がっていると実感できるでしょう。
筋肉を凝り固めないように、毎日継続的にストレッチを行うと効果的です。
頭痛の改善につながる可能性も…
首コリは、首周辺のだるさから始まり、頭痛がするようになり、さらに症状が悪化すると吐き気が出てくるという人は多いです。
なので、首コリによる吐き気が治まるような改善をしていると頭痛もなくなったという人は多いです。
また、原因はよくわからないけど頻繁に頭痛がするという人は、気づいていないだけで実は首コリが原因という人もいるでしょう。
スマホやパソコンを使う頻度が高い人は、頭痛の原因は実は首コリだったということはよくある話です。
首コリさえ解消したら、こんなつらい状況から解放されるんですけどね。
顎ずれが首コリ1つの原因となっていることも
顎がずれずとその上の頭を支えるのに無理がかかって首のコリにつながります。
頭の重さはだいたいボーリングの球くらいあって、そんな重たい頭を支えるには顎も首も正常な状態を保たなくてはどこかで歪が出てしまいます。
最近はこの顎ずれに注目しているスポーツ選手も多く、顎ずれのない本来の位置にあると、思いもよらない力が出る(本来の力ではあるのですが)ために、トレーニングの一環として顎の矯正に取り組んでいる人が増えています。
ちなみに、顎がずれる大きな原因は、頬杖をつくなどの姿勢の悪さ、物を噛むときの偏り(片方ばかり使うなど)、頬をつけて寝ることなどが考えられます。
そのため、実際に計測してみると顎がずれていると判明する人はかなり多いと言われています。