スマホの普及やLINEなどのアプリの登場で、顔文字は時代遅れになったと言われることがあります。
中には、顔文字を使う人はおじさん・おばさんやオタクだけという意見もありますが、そうなのでしょうか?
この記事では、顔文字が時代遅れと言われる理由や、顔文字を使う人の特徴、顔文字の最新トレンドについてご紹介します。
顔文字は時代遅れ?
顔文字が時代遅れと言われる理由には、時代とともに連絡手段が変化したことに関係しています。
ガラケー時代はおじさん・おばさんだけでなく、若い世代も顔文字を違和感なく使っていたのではないでしょうか。
スマホの普及でLINEなどを中心にやり取りをするようになった現在、顔文字は使い方によっては「時代遅れ」と思われてしまいます。
一方で、若者のあいだで新しく誕生したものもあり、すべての顔文字が時代遅れと言われるわけではありません。
顔文字の「汗」はおじさんっぽい?
顔文字のなかでもとくにおじさんっぽいと言われるのが、こちらの汗の顔文字です→(^_^;)。
相手に感情を表現するときに重い雰囲気にならず使いやすいですよね。しかし、送る相手によっては「おじさん」や「ダサい」と思われてしまうので、使いすぎないように注意しましょう。
中高年の男性に多い言い回しをあらわす「おじさん構文」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。なにげなく使っている顔文字が、もしかしたら相手におじさんだと思われているかもしれません。特におじさんっぽいと思われてしまう顔文字には、次のような種類があります。
- (^_−)−☆ ウインク
- m(_ _)m よろしく
- \(^o^)/ わーい
- (-_-;) しまった
これらの顔文字がひとつの文面にいくつも入っていると、典型的なおじさん構文に見えてしまいそうですね。
「汗」以外にも上記のような顔文字がおじさんっぽいと思われないためには、主張しすぎない使い方がポイントです。
顔文字を使う人はおばさん?若者の評判は悪いのか
顔文字はおじさんに対してだけ違和感を持たれるわけではありません。女性も使い方によっては「おばさん」と思われてしまいます。顔文字以外にも、次のような文面になっていないか一度チェックしてみてくださいね。
内容に合わない不自然な笑顔の顔文字
→若作りしているおばさんとの印象も
「!」が多い
「〜ネ」といった語尾だけカタカナ
→またネ、わかったヨなど
「あいうえお」だけ小文字にする
→ぉはよう、ぁりがとぅなど
おばさんと思われないために、なるべくシンプルな文面を意識してくださいね。顔文字は内容に合ったものをさりげなく使うことができれば、若者にも評判は良くなるでしょう。
顔文字使う人はオタクだけ?
下記のような絵文字や顔文字を見ると、オタクの印象を持つ人は多いのではないでしょうか。
- www
- ノシ(手を振る)
- (・ω・)や(´∀`)の顔文字
顔文字は掲示板「2ちゃんねる」で使われることが多く、オタクの会話のなかではたくさんの顔文字も誕生しました。そのため「顔文字使う人はオタク」といったイメージがあるのです。
もちろん、顔文字を使うのはオタクだけではありません。難しい内容の連絡も、場合によっては顔文字が入っていることで和らいだ印象になりますよね。
顔文字は使う場所によっては話題が盛り上がったり相手と共感できたりする表現であり、使う人はオタクだけではありません。
顔文字使う人の心理とは?うざいと感じない使い方
顔文字使う人には、下記のような心理が隠れています。
- 自分自身をアピールしたい
- 自分の想いがより強く伝わってほしい
顔文字は、とくに深い意味を考えずに使っている人もいますが「顔文字を使えばそっけない印象にはならないのでは?」と、相手の反応を気にして使う人が多いです。
どのような理由であっても顔文字を使う心理には、相手に対する好意・好感があると考えられます。反対に絵文字や顔文字がまったくない返信は、事務的な処理として好意は感じられませんよね。顔文字は、いろいろな感情をあらわし、柔らかい印象にしてくれる表現方法なのです。
その一方で、顔文字を下記のように使うと「うざい」と思われてしまう場合があるので注意してくださいね。
- 1回の返信で顔文字を多用する
- 内容と合っていない
- 中年男性がかわいい顔文字を使う
顔文字は、さりげない使い方で相手を不快にさせることなく、自分の感情を表現できる方法なのです。
まとめ:顔文字は時代遅れなのか?
結論から言えば、顔文字は時代遅れというわけではありませんが、若い世代を中心に、スタンプや絵文字などの代替手段が増え、顔文字の使用率は下がっているようです。
しかし、中高年の方やオタクの方々など、一部の人たちは今でも積極的に顔文字を使い続けています。顔文字が時代遅れかどうかは、使う人や使われ方によって異なるので一概に判断することはできません。
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