柿の種のピーナッツだけはなぜ生まれた？味はバタピーと同じなのか｜イナコド

柿の種はちょっぴり辛いお菓子と塩味のあるピーナッツのバランスが絶妙ですが、最近はピーナッツだけの商品も発売されています。

最初はメインの柿の種を引き立てる存在だったピーナッツが主役として、しかも単独で商品化されたわけですが、そこにはどういった事象があるのでしょうか。

ここでは柿の種のピーナッツだけの商品が生まれた理由や味、売っている場所などについて調べた結果をまとめているので、柿の種のピーナッツだけが気になる方の参考になれば幸いです。

柿の種のピーナッツだけはなぜ生まれた？

柿の種のピーナッツだけが入った商品だと、もはや「柿の種」と呼んでいいのか気になるところですが、誕生の理由には「柿の種のピーナッツだけを食べたい」との消費者の声に答えたメーカーの取り組みがあったのです。

発売元である亀田製菓は2020年の9～11月に「柿の種はおやつ？それともおつまみか？亀田の柿の種何なの？問題」キャンペーンを実施しました。そして柿の種に対する要望を募集したところ、10万件以上の声が寄せられました。

そこで意外に多かった要望が「柿の種のピーナッツだけを販売してほしい」といった消費者の声です。ピーナッツ好きにとっては意外ではないのかもしれませんね。

試験的に一部の店舗で販売されたピーナッツだけの商品は、好評により2021年3月から正式に発売が開始されました。

ちなみに、もともと柿の種にはピーナッツが入っていなかったのをご存じでしょうか。

柿の種にピーナッツが加えられた理由には、次の３つがあります。

もとはピーナッツが入っていなかった柿の種が、今ではピーナッツだけ食べたいという消費者の声が多くあるのは人気の高さを感じますよね。

では、柿の種のピーナッツはほかのピーナッツと違うのでしょうか？柿の種のピーナッツの特別な美味しさについてお伝えします。

バタピーで人気の「でん六」によると、そもそもバタピーとは生の落花生を油で揚げて味付けしたものを呼ぶそうです。昔はバターを使用していましたが現在は使っておらず、名前だけが残っているのです。

どちらもバターを使っていないのなら「柿の種のピーナッツだけもそのほかのバタピー商品も同じ味なのでは？」と思う人も多いのではないでしょうか。

製造過程は似ていますが、柿の種のピーナッツとバタピー商品の味は違います。

商品の口コミを見ると、柿の種のピーナッツには次のような評判がありました。

バタピーに比べて柿の種のピーナッツは塩味と甘味が控えめなので、飽きることなく食べられるのではないでしょうか。

バタピーとは違う絶妙な塩加減が、柿の種のピーナッツだけを食べたいとの理由なのかもしれませんね。

柿の種のピーナッツだけはどこで売ってるのか、探しても見つからないときは下記の場所を探してみてください。

ただし、100円ショップや業務用スーパー、コストコでは取り扱っていないことが多いので注意が必要です。

また、酒のおつまみとしても愛されていることから、地元の酒屋やおつまみ専門のコーナーを探索するのも一つの方法です。

柿の種のピーナッツだけは下記の通販でも購入できます。

Amazonでは12袋セットが約4300円で販売されており、まとめ買いしたい人にオススメです。少量の購入なら、楽天通販では2袋セット約500円で販売されています。こちらは送料が別途かかるため、買うならAmazonのまとめ買いがお得かもしれませんね。

また、亀田製菓の公式オンラインショップ「通販いちば」では、ネット限定の割引セールやアウトレット商品も販売しています。通販で購入する際はぜひチェックしてみてください。

柿の種のピーナッツだけのカロリーは下記の通りです。

通常の柿の種は100ｇあたり453キロカロリーなので、比較すると高カロリーに感じてしまいますよね。

「ピーナッツだけは太りそう……」と思ってしまいますが、実はダイエットにはオススメの商品なのです。なぜなら、ピーナッツは低糖質なので血糖値の上昇が緩やかであり、アミノ酸の成分によって脂肪燃焼効果があるからです。

さらに抗酸化作用のビタミンＥや食物繊維が豊富に含まれているので、ダイエット以外でも食べる習慣にすると体に良い効果が期待できるでしょう。

柿の種に対する要望を募集した際に、ピーナッツだけで販売して欲しいという要望が多く寄せられたことにより、「柿の種のピーナッツだけ」が誕生したと言われています。

味に関しては、柿の種のピーナッツとバタピー商品は製造過程が似ているものの、味は異なります。

歯ごたえや香りがしっかりしており、バタピーに比べて塩味と甘味が控えめなので、飽きることなく食べられると好評です。