北海道百年記念塔の解体に反対の声は多い?不気味・負の遺産との意見や存続プロジェクトについて

百年記念塔の解体には反対の声が多いのか?

百年記念塔の解体には当然ながら賛否両論ありますが、反対の声が多いのかと問われるとそれほど目立つような声は挙げられていない印象を受けます。

後述しますが、地元有志で道百年記念塔存続プロジェクトが作られ、数多くの解体反対意見が寄せられているものの、一般的な状況を見る限りでは解体反対の声はそれほど聞こえてこないのが実情です。

このまま解体を予定している2022年の秋頃から工事が着工されていくこととなるのか、それとも直前になって解体反対の声が多くなり議論が白熱するようなことがあるのかが気になりますが、現状の世論のままであれば予定どおり解体されることになりそうな気配です。

反対の声が多く挙がらない主な理由として、塔の維持費に莫大な金額が必要だと試算されていることが挙げられますが、次から百年記念塔の解体の必要性についてもう少し詳しくご紹介したいと思います。

そもそも百年記念塔の解体はなぜ必要?いつ予定されているのか

百年記念塔の解体の必要性としては、解体を推し進める道側の主張としては、塔自体が老朽化していて危険性が高まっていること、莫大な維持費がかかることが挙げられます。

外壁が腐食して剥がれ落ちるといった老朽化が目立つことから2014年より立ち入り禁止となっている状態であることに加え、道の試算では、今後50年間でかかる維持費は28億~30億円が必要と算出されています。

一方で解体であれば6億円程度の費用で賄えるという試算があることから、「解体も止む無し」「解体は必要」といった経済的な側面が解体派の大きな根拠と言えます。

維持費は税金で賄われるわけですから、できるだけ支出の少ない方が支持されるというのも一定の理解はできますが、「開拓のすべての先人に感謝と慰霊の誠をささげる」ことを目的として建立された塔を費用面だけで判断するのはどうなのかという意見も少なからず挙げられています。

北海道百年記念塔は不気味?負の遺産なのか

1970年9月に竣工した百年記念塔。

1992年5月に塔内部、1999年3月に塔外部の大規模改修を行ったものの、2014年7月には老朽化により立ち入り禁止となってしまいました。

石狩平野を一望できるほど壮大にそびえたつ塔も、腐食が目立ち立ち入り禁止の規制線が張られている状況では、不気味と感じる人もいるでしょう。

補修することなく徐々に朽ちていく巨大な塔は、いつかは多額の費用をかけて解体される日がくるわけですから、負の遺産だととらえる人もいるはずです。

大規模改修することによって昔の姿を取り戻すことはできるとしても、その費用の捻出には賛否両論あるでしょうし、現状の経済状況ではなかなか記念塔の大規模改修を受け入れるという人は多くないでしょう。

このまま朽ちていくのを黙ってみているよりも、まだ美しさが残っている今のうちに解体するべきという意見があるのも完全には否定できません。

現状ではまだ不気味だという声は多くありませんが、今後何十年もそのまま放置していればこうした声が増えてくることも大いに予想できます。

百年記念塔を守る会の北海道百年記念塔存続プロジェクトとは?

行政側の情報や地元の人の意見を聞く限りでは、このまま百年記念塔は解体されていくことになりそうですが、解体に反対する団体の活動によって覆される可能性は残っています。

百年記念塔を守る会の「北海道若年記念塔存続プロジェクト」による塔解体への反対理由としては以下のとおりです。

1.塔は老朽化などしていません。専門家による調査団が証明しています。
2.塔の建設資金の半分は、道民の寄付金によってまかなわれました。
3.塔は全国規模で行われた設計コンペ299案から選ばれた貴重な作品です。
4.塔は建設当時の予算が枯渇し、未完成のオブジェです。
5.塔は、子どもたちが通う地元の学校の校歌や校章にもなっています。
引用:百年記念塔を守る会HPより

規制線が張られ、近づけない状態になっている塔を見れば多くの人は朽ちていく塔である印象を持ちますが、専門家の調査によると老朽化はしていないと主張しています。

建設された経緯からしてもそう簡単に解体すべき塔ではないのは確かなので、議論を続けて最も良い結論に至ることを願っています。

 

 

 

 

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