ハムスターの飼い方(初心者編)と費用について|掃除の頻度や方法と旅行時の世話なども
子供の願いでハムスターを我が家へ迎え入れることにしました。
初めてハムスターを飼うので、色んなものが必要になりますし飼育の方法の勉強も欠かせません。
ハムスターはどんな習性があって、何が必要か、どんなグッズや世話が必要になるのか調べて、やっと迎え入れる準備が整いました。
ここでは、ハムスター飼育を始めるにあたって必要なものと、飼育に際して必要な学びをまとめてみましたので、これからハムスター飼育をしようか検討中のご家庭や準備すべきものについて調べている方の参考になれば嬉しいです。
もくじ
ハムスター飼育に必要なものと費用
ハムスターを迎え入れるにあたって必要なものと大体の費用をまとめました。
①ゲージ
主に金網・プラスチック・水槽の3パターンから選びますが、それぞれメリットデメリットがあるので飼育する予定のハムスターの特性に合わせて選びます。費用はピンキリで3千円~1万8千円くらいの間です。
②床材
ウッドチップを使うのが一般的です。ただ、木の種類によってはアレルギーを引き起こすこともあるので注意が必要です。商品の中にはアレルギーを引き起こしにくいと謳っている製品もあります。費用は2~3回使えて500円程度。
③巣箱
色んな巣箱が売られていて選ぶのも楽しいです。費用は千円~3千円程度。
④回し車
ハムスターと言えばコレですね。中に入ってカラカラ回すあれです。費用は千円~3千円程度。安いものだとカラカラ音が気になるものもあるので注意が必要です。
⑤給水ボトル
ゲージに取り付けていつでも好きな時に水が飲めるようにするものです。費用は千円程度。
⑥エサ入れ
小さな陶器があれば代用可能。100均へ行けば色々と選べます。
⑦トイレとトイレ用砂
野生のハムスターもトイレの場所を決めているそうで、飼育の際もトイレを覚えることは可能です。費用は千円程度。
以上が初心者というか初めてハムスターを迎え入れる際に最低限必要なアイテムです。
全て揃えるとなると、だいたい1万5千円くらい必要になります。
ハムスターの世話は子供でもできるか
ハムスターはそれほど世話を必要とする動物ではないので、子供でも対応は可能です。
ハムスターがトイレの場所を覚えられない場合は、床材の交換の頻度を高める必要があるため手間がかかるかもしれませんが、トイレにするようになればかなり手間は軽減されます。
ただ、多くの場合は最初のうちは子供も喜んで世話をしていても、やがては親だけが世話をするようになるということになりがちなので、親御さんの時間的な余裕なども考慮に入れて飼うかどうかの判断が必要かもしれません。
掃除の頻度とやり方
基本的には毎日飲み水と餌の交換を行います。
できればトイレもおしっこの部分を取り出して新しい砂を補給する作業を毎日行いたいところです。おしっこがついたところだけ固まる砂を使うと効率よくおしっこの除去ができるのでおすすめです。
床材の入れ替えは週1程度で良いです。その際にうんちや巣に持ち帰った餌も全て除去します。
ハムスターに適した温度は?
ハムスターは乾燥した熱帯地域を好む動物です。生息している地域はシリアやカザフスタンといった中東なので日本とはかなり異なる気候と言えます。
高温(だいたい30℃以上)の時には脱水症状を引き起こす可能性がありますし、低温時(だいたい10℃以下)は冬眠してしまうこともあります。
冬眠自体は通常の行動ではありますが、冬眠の前には十分に栄養を蓄える必要があるので、蓄える前に冬眠してしまっては栄養が不足して死んでしまいます。
なので、10℃から30℃の間になるように温度を調節する必要があります。
夏や冬に気を付けたいこと
夏は30℃以上になることを避け、エアコンなどで温度を調節します。湿度が高すぎるのも大敵で、ダニの繁殖やストレスによって病気にかかりやすくなってしまいます。除湿機などで部屋全体の湿度を下げるようにします。
冬は18℃を下回るくらいになったら床材をいつもより多く入れて、ハムスター用のヒーターでゲージの下から暖めます。熱くなると逃げられるように、ゲージの3分の1程度の範囲を暖めるようにすればOKです。
ハムスターをおいて旅行には行ける?
気温や湿度など基本的な条件が整っているのであれば2日程度の旅行であればハムスターはお留守番できますが、3日以上となるのであれば知人などにお世話をお願いする必要があります。
お留守番の場合は、餌はドライフルーツなどにして生フルーツは避けるようにします。可能であればエアコンはかけっぱなしにして温度を一定にしておくと安心です。
世話をお願いする場合は、水と餌の交換とトイレの清掃を依頼しておけば問題ないでしょう。
それ以外のお世話は旅行から帰ってきてからでも問題ありません。