平均的な大人が1日に分泌する唾液の量は1ℓから1.5ℓと言われています。
唾液は健康を維持する上で必要な働きがありますが、最近は唾液の分泌が少なくなりドライマウス状態になる人も増えてきています。
そういった場合に効果的なのが、唾液の出る画像を見たり唾液を増やすストレッチです。
今回は、唾液を増やす方法と、唾液がもつ様々な効果についてお伝えしていこうと思います。
唾液の出る画像集
不思議なことに、視覚情報でも唾液の分泌は活発になります。
ここでは唾液の出る画像を集めてみました。
レモン
梅干し
順次、唾液の出る画像を追加していくつもりですので、お楽しみにしていてくださいね。
唾液を増やすストレッチや運動の効果は?
唾液を増やすには、舌や口周りの筋肉を動かしてストレッチするのが有効です。
普段の食事を良く噛んでアゴを動かすことは勿論ですが、その他にも手軽に出来る動きをいくつかご紹介していきます。
- 舌をベーッと出したり引っ込めたりを繰り返す
- 口を閉じ、中から頬を押すように舌をグルグルさせる
- 口をすぼめ、唇を左右に動かす
- 頬を膨らます動きを繰り返す
どれも、授業中や仕事中などいつでも簡単に実践できるものばかりです。
マスク生活で口元が隠れていますし、眠気覚ましや気分転換にもなって一石二鳥ではないでしょうか。
飴やガムで唾液を増やすことはできるのか?
飴やガムを食べるときには舌やアゴが動くので、唾液が分泌されやすくなります。
市販されている飴やガムで十分効果はありますが、唾液分泌を促すことでノドのトラブルにアプローチする専用の飴も販売されています。
一方で、飴やガムは長い時間口の中に入ったままになるので、糖が含まれているものだと虫歯になってしまうのではないかと心配な方もいると思います。
そんな方には、糖が入っていないキシリトール入りの飴やガムを選ぶことをオススメします。
この他にも、梅干しやレモンなど酸っぱいものを食べることも唾液分泌に効果があり、意外ですが昆布や納豆、アーモンドにも唾液が出やすくする成分が含まれていました。
唾液を増やすメリットや効果について
唾液を増やす方法をお伝えしてきましたが、唾液が増えるとどんなメリットがあるのかご紹介していきたいと思います。
1.消化を助けてくれる
唾液には「アミラーゼ」という消化酵素が含まれており、食べ物と一緒に体内へ送られることで食べ物の消化を助けてくれます。
2.ウイルスや細菌などの病原体から体を守ってくれる
唾液には抗菌作用があり、口の外から入ってくるウイルスなどをブロックしたり、虫歯を防いでくれる効果があります。
3.活性酸素を除去してくれる
活性酸素が増えすぎると、動脈硬化やガンなど様々な病気を引き起こす他、シミやシワなど老化にも影響することはご存じの方も多いのではないでしょうか。
唾液には、この活性酸素を除去してくれる「ペルオキシターゼ」という物質が含まれています。
4.粘膜を守ってくれる
口腔内や食道などは粘膜で覆われていますが、熱い物や辛い物など刺激のあるものを摂ると粘膜が損傷してしまいます。
そうならないようにガードしてくれているのが唾液です。
また、口の中を切ってしまったり火傷をしても早く治るのは、唾液が修復を早めてくれているためです。
5.虫歯になりにくくする
唾液には歯の再石灰化を促す成分が含まれているため、虫歯になりにくくなります。
唾液がこんなにも重要なものだったなんて、驚きですよね。
口の中が乾くドライマウスは口臭の原因にもなりますので、気になる方は唾液を増やすことを意識してみるのも良いのではないでしょうか。
まとめ
レモンや梅干しなど、見ただけで唾液が出るものもありますが、飴やガムを食べることでも唾液の分泌を促進する働きがあります。
また、口内の運動やストレッチでも唾液の量を増やすことができます。
唾液は消化を助ける働きやウイルスや細菌から体を守る働きなど様々な効果があるので、ドライマウスに悩んでいる方以外でも唾液の分泌促進の取り組みをやっておくと良いと思います。
この記事でも唾液の出る画像を随時追加していきますのでお時間のある時にご訪問くださいね。
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