バルサンで火災報知器が鳴ったらどうする?鳴らないためのカバーやその代用を調査

バルサンの煙を感知して火災報知器が鳴ってしまったらどうすれば良いのでしょうか。

まずは落ち着いて窓を開けて煙を外に逃がすようにします。火災報知器が鳴ったからといって消防に連絡がいくことはないので安心してくださいね。

ここでは、バルサンが原因で火災報知器が鳴った場合の対処法や、バルサンに反応する火災報知器の見分け方、バルサンを使う前にやっておきたい火災報知器のカバーについてご紹介しています。

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バルサンで火災報知器が鳴ったらどうする?

バルサンを使ったら火災報知器が鳴ってしまった場合、まずは窓をあけて換気をして煙を外へ逃がしましょう。

換気をするだけで警報がとまる場合がありますが、それでも止まらなければ火災報知器のボタンを押すか引き紐がある場合は引いて止めます。

早く止めないと自動で消防署に連絡がいくのでは?と心配になる人もいるかもしれませんんが、一般的な家庭にある火災報知器は鳴りだしても自動で消防署に連絡されるわけではないので焦らず対応してくださいね。

なお、賃貸の場合は施設用として管理されている場合があるので、止められない場合は管理室に連絡して警報を止めてもらいましょう。

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バルサンに反応する火災報知器のタイプを見分ける方法

火災報知器には熱と煙タイプの2種類があり、熱タイプであればバルサンの煙に反応しないので気にせずにバルサンを使えます。

設置されている火災報知器がどちらのタイプかは、形で見分けると良いです。タイプ別の形は以下のとおりです。

  • 熱タイプ→ライトやガスコンロ台のような形が多い。
  • 煙タイプ→中心にすきまがある。UFOのような形が多い。
感知器の種類
自動火災報知設備は、一定規模以上の事業所(宿泊施設、飲食店、物販店等)に設置義務のある、消防法第17条、消防法施行令第21条等で規定されている設備です

バルサンを使う前に自宅の火災報知器のタイプを確認しておくと慌てる心配はいりません。

ちなみに、煙タイプの火災報知器がついている場合は、バルサンをする前にカバーをしておくと反応することがないのでおすすめです。

バルサンの前は火災報知器にカバーを!ビニールやラップで代用できる?

バルサンで火災報知器が鳴らないように、使用前にカバーをしておくと安心です。優れた感知機能があるので、煙が入り込むすきまができないようにしっかり被せるようにします。

バルサンには付属品として火災報知器のカバーがついていますが、足りないときはビニール袋やラップで代用できます。ビニール袋はスーパーやコンビニのものでOKです。

そのほかには、ビニール製のシャワーキャップや使い捨て手袋など被せられるもので代用できます。

火災報知器全体が隠れるように被せたら輪ゴムやテープで固定して完成となります。

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火災報知器のカバーになるダイソー商品をチェック!

火災報知器のカバーだけの販売ってなかなか見かけることがありませんし、ラクマやメルカリなどのフリマサイトに出品されているものだと、5個で300~500円といったまとめ売りが多いです。

ですが、ダイソーの商品で火災報知器のカバー代わりになる商品が売っているので、こちらを代用としても問題ありません。

火災報知器の代わりになる商品としては以下のものが挙げられます。

  • シャワーキャップ
  • ポリエチレン手袋

これらを火災報知器に被せ、輪ゴムのほかにマスキングテープや養生テープを使って固定すればOKです。費用もさほどかからず簡単に煙をガードできるのでおすすめです。

マンションの火災報知器はブレーカーを落とすと鳴らない?

室内に設置されているすべての火災報知器にカバーをするのは面倒なので、ブレーカーを落としてからバルサンをすれば火災報知器は鳴らないのでは?と考える人もいますが、実際のところブレーカーを落としても火災報知器は鳴ります。

理由は、通常の電源とは別に専用の予備電源を使っているためです。災害などで停電になったときも、火災報知器は作動しなくてはいけないので停電時でも電力が補給されるような仕組みになっています。

そのほか、マンションによってはブレーカーを落とすと障害警報が作動する場合がありますので、いざというときに慌てないためにも、警備会社や管理者に確認しておくと良いでしょう。

まとめ

バルサンを使う際には、火災報知器が誤作動する可能性があります。

火災報知器が鳴った場合は、まずは電源を切り風通しを良くするなどの対処を行いましょう。火災報知器が鳴らないようにするためには、一般的には特殊なカバーを使用しますが市販のカバーは火災報知器の機能を妨げる可能性があるため、使用は避けるべきです。

代用方法としては、ビニールやラップを火災報知器に貼り付ける方法がありますが、これも火災報知器の機能を妨げる可能性があるため、慎重に対処する必要があります。

火災報知器が誤作動することを避けるためには、バルサンの使用前に周囲の物を遠ざけたり、通気口を塞がないようにするなどの対策を取ることが重要です。

 

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