バナナは冷凍するとバナナの皮は黒くなって見た目は悪くなりますが、中身は甘みが増して美味しくなります。
冷凍バナナはスムージーやアイスクリームなどに使えますが、離乳食にも使えるのでしょうか?
そのほか、冷凍バナナの賞味期限や解凍方法はどうしたら良いかなど、冷凍バナナに関する疑問にお答えします。
冷凍して黒くなったバナナでも離乳食に使えるのか?
バナナを冷凍すると酸化によって黒くなってしまう事がありますが、食べても問題ありません。
もちろん、離乳食として赤ちゃんに与えても全く問題はありません。
とは言え、黒ずんでいるバナナを離乳食として使うのはやっぱりちょっと抵抗がありますよね。
ちょっとした対策で黒ずみが発生することなくバナナを食べられるので、一度試してみていただけたらと思います。
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冷凍前にできるバナナの黒ずみ対策
バナナが黒くなってしまうのは表面が酸化してしまう事によるもので、冷凍前に皮をむいたりカットした後、レモン汁や砂糖水を塗ってあげると変色を防ぐことができます。
林檎でもよくカットした後に変色を防ぐためにレモン汁に漬けておきますが、原理としては同じです。
離乳食用にすりつぶしたバナナを冷凍すると変色しやすくなるので、薄く輪切りにした状態で冷凍し食べさせるときに解凍してつぶしてあげると良いですね。
冷凍バナナが黒くなってしまっても栄養的な面から見ても問題はありませんが、気になる方は実践してみてください。
冷凍バナナの賞味期限はどれくらい?
冷凍とは言え、時間が経つにつれてある程度は劣化が進んでいくので、冷凍してから1ヶ月間を賞味期限の目安に食べるのが望ましいです。
冷凍時の状況にも寄りますが、消費期限とすれば長くても2ヶ月程度と考えておくと良いでしょう。
離乳食として使う場合は特に、できるだけ早いうちに使うようにするのが無難です。
バナナは冷凍すると甘くなる?
冷凍したバナナのほうがより甘く感じることがあります。
これは、バナナを凍らせると細胞の細胞壁が破壊されて中の糖が流れ出てくることによるとされています。
実際に糖度が上がっている訳ではないですが、バナナの細胞の変化によって、人間の舌はより甘く感じるというわけですね。
食感が増すわけではないので、美味しくなるかと言えばそうとも言い切れませんが、少しでも甘くバナナを食べたいという方は試してみてはいかがでしょうか。
バナナは皮ごと冷凍すると黒くならない!
バナナは皮ごとでも冷凍できます。
皮ごと冷凍すると身が黒くならないので、冷凍時の変色が気になる方はバナナの皮ごと冷凍すると良いかもしれません。
しかしバナナの皮には農薬が付いていることがあるので、良く洗ってから冷凍した方が良いです。
皮ごとバナナを冷凍すると食べるときに皮をむくのが面倒というデメリットはありますが、黒くなりにくいメリットはあるので変色が気になる方は試してみてはいかがでしょうか。
美味しさを極力保つ冷凍バナナの解凍方法
バナナを解凍する場合には自然解凍をお勧めします。
しかし全解凍してしまうとバナナの水分が出てきてべチャッとなり、冷凍前のバナナの触感には戻りません。
離乳食などペースト状にして使う場合は別ですが、冷凍したバナナを食べる際は、半解凍くらいがお勧めです。
また、バナナは冷凍してもカチカチには凍らないので、凍ったままでも食べることができます。
スムージーなどにも凍ったまま使えるので、なるべく凍った状態で食べると良いかと思います。
冷凍バナナを解凍するとドロドロになるのはなぜ?
バナナを解凍したらドロドロになってしまうのは、低温障害を起こしたバナナの繊維が壊され、含まれていた水分が流れ出してしまうからです。
先ほど半解凍くらいがお勧めと書きましたが、こうした理由が大きいです。
とはいえ、半解凍って実際やってみるとわかりますが、注意して確認していないといつの間にか解凍されてドロドロになってしまいます。
もしも全解凍してドロドロになってしまっても、バナナペーストやスムージーに使えばドロドロ触感も気にならずに食べることができるので、万が一の際には試してみていただけたらと思います。
まとめ
離乳食用にバナナを冷凍保存しておけば、必要な時に解凍して使えるので便利ですが、黒ずんでしまったりドロドロになるのが難点です。
ですが、冷凍する前にバナナにレモン汁や砂糖水を塗っておくだけでも黒くなるのを防ぐことができます。
解凍するとドロドロになってしまうのは離乳食用としては問題ありませんが、赤ちゃん以外が食べるのであれば半解凍くらいで食べるか、初めからスムージーとして利用するようにすれば全く気になりません。
あまり冷凍向きの食品ではありませんが、保存用に冷凍する場合はちょっとしたひと手間で美味しく食べられるので、是非試してみてくださいね。
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