雨樋が外れたら修理はどこに頼むのが良い?業者の修理費用やDIYで直す場合の費用についても
雨樋が外れて修理をしたいけれどどこに頼めば良いかわからないという方も多いと思います。
新築で建てた家であればハウスメーカーに依頼するのが良いのか、それとも地元の工務店などに依頼する方が良いのか判断に迷うところです。
ここでは雨樋修理の依頼先の選定やDIYで修理する際の方法についてまとめています。
もくじ
外れた雨樋の修理が可能な業者は?
雨樋が外れたり破損している場合、持ち家であれば、その施工会社(ハウスメーカー)に依頼することが多いと思いますが、想定以上の見積金額が出ても断りずらくそのまま話を進めてしまったという人は多いです。
ハウスメーカーはほとんどの場合下請けへ修理を依頼するので、ハウスメーカーの中間マージン分は確実に金額が高くなってしまいます。(およそ1割くらい割高になるのが一般的です)
家の図面なども保管しているはずなので、最も安心して修理を依頼できるメリットがある反面、費用面ではどうしても高くなる傾向にあるのがデメリットと言えます。
そうしたことを考えると、近くの工務店へ依頼していくつか見積もりを取得してから選定するのが良いです。
規模の小さい工務店や建設会社だからと全て自社施工であるとは言えないので、いくつか見積もりを取って検討することをお勧めします。
業者へ依頼した場合の修理費用
業者へ雨樋修理を依頼した場合にかかる費用はどれくらいでしょうか。
当然修理箇所や損傷具合、材質などによって金額の変動があるので正確にはわかりませんが、目安としてはこんな感じです。
雨樋修理の概算費用
- 交換や修理:3~5千円(1メートルあたり)
- 継ぎ手の補修:5千~2万円(1箇所あたり)
損傷が激しく全交換が必要となる場合は15~60万円くらい必要となります。
見積もりを比較する際の着目点
いくつかの修理業者から見積もりを取得した場合、比較したい点は修理箇所の費用やその他の費用です。
項目ごとに金額が異なるので、価格交渉の際に使える情報として活用できることは多いです。
トータルの金額が安いところに決めるにしても、項目別に見ると他の業者よりも高く見積もられている箇所があれば、もう少し安くできる余地がある可能性があります。
単純に「もう少しなんとかならない?」と値下げ交渉をするより、ポイントを絞って行う方が交渉がまとまる可能性が高いです。
外れた雨樋はDIYでも直せる?
外れた雨樋は自分で直すことは可能です。
ただ、雨樋の修理には梯子に上って作業をする必要があるので、慣れない人の場合は細心の注意が必要です。
高所で細かい作業ができる自信があれば、業者に修理を依頼するよりもはるかに安価に直すことができます。
修理に最適なテープや接着剤
DIYで雨樋修理をする人向けに、雨樋修理に適した防水シートや接着剤が販売されています。
専門店などへ行かなくてもホームセンターで手に入るので、DIYで修理する場合は以下のようなアイテムを購入すると良いでしょう。
シートや接着剤はかなり安価で販売されているので、DIYで修理するのであれば数万円単位で費用の抑制ができるはずです。
火災保険で直すことは可能?
火災保険で保険金がおりる対象は火災だけではないとご存じでしょうか。
実は、火災の他には台風被害や大雨による水災、落雷による損害、雪災による損害も火災保険の対象となるということを知らない人は多いのではないでしょうか。
入っている火災保険によっては多少の違いはあるものの、大方の火災保険ではこうした損害もカバーされていると見て良いですが、知らないまま実費で修理をしている人は少なくありません。
雨樋の損傷は水災や風災といったものが起因していることが多いので、実際は保険の対象であるというケースがほとんど。
正しく請求すれば間違いなく保険金が入るわけですが、しっかりと知識武装をしていかないと対象となる箇所も対象外とされてしまう可能性があるので注意が必要です。
細かい約款をしっかりと読み込むくらいの準備が必要ですが、なかなかそこまで入念な準備ができないという方は(ほとんどの方がそうでしょうけれど…)、保険の請求を代行してくれるサービスを使うのが便利です。
保険請求を依頼して、入ってきた金額の数割を報酬として支払うものなので、調査や保険請求の代行も無料でやってもらえます。
請求を依頼するとこんな感じで支給されます。
引用:
お家のドクター公式ページ
これを知らない人は相当な額を損してるってことになるでしょうね。
まとめ
雨樋が外れたり破損した場合はいくつかの工務店に見積もりをとったうえで選定するのが費用面でも安心です。
DIYで補修することも可能でその場合はかなりのコスト削減ができますが、高所の作業となるので慎重に行いたいところです。
また、雨樋に限りませんが破損した箇所は火災保険がおりる対象になることも多く、知らずに未請求になっているケースは多いので、補修をする前に保険会社に尋ねてみることをおすすめします。
ただ、保険会社はできるだけ保険の対象と認定しないところもあるため、保険請求のプロに請求の代行を依頼する方がお得になるケースは多いです。保険の知識に自信がない方はこうしたサービスを利用するのが安心です。