コロナワクチンは打ちたくない人が多い?妊娠中や16歳以下はどうするべきか
もくじ
コロナワクチンは打たないと決めている人が大多数なのか
新聞やネットニュースの報道を見る限りでは、コロナワクチンは打たないと決めている、もしくは早期には打ちたくないと考えている人の割合は半数以上にもなっているようです。
ただ、その一方でこうした統計結果の発表に対して、ワクチンに対する不安を煽る報道だという批判も多く寄せられるなど、「アンチ非接種派」の数も少なくない状況となっています。
また、早期接種が可能となりそうな医師に対して、ワクチン接種の希望について尋ねた結果として、早期接種に前向きなのは35%程度に留まり、6割強がワクチンの早期接種に対してためらいを感じているという報道もありました。
総合的に見る限りでは、大多数とまでは言い難いものの、コロナワクチンの接種に対して打たないもしくは消極的な意見の方が多いような印象を受ける状況となっています。
ワクチンは本当に効果があるのか?
日本より先にワクチンの接種が始められた国の調査結果では、一定の効果が認められらとの調査結果が出ているようです。
また、変異種の日本国内流入も話題になっていますが、こうした変異種に作用する抗体も作られたとの報告もすでに上がってきているとのことです。
参照:厚生労働省のHP
コロナワクチンの効果期間はどれくらいか
現在のところ、コロナワクチンの効果期間ははっきりとはわかっていません。
数ヶ月しかもたないという意見や1年間は有効だと見る意見もあり、症例数が揃ってくる頃にはある程度の目安は示せるようになるでしょう。
また、接種から効果が発揮し始める期間はインフルエンザワクチンと同様に、即効性があるものではないため、接種後2週間程度は効果を十分に発揮できないので注意が必要です。
ワクチン接種から数日後にコロナ陽性判定を受けた人もいるそうです。
ワクチンが原因による死者はいる?
世界ではワクチンの接種後に死亡したという例があり、報じられているだけでも多くの方が亡くなっています。
- 英アストラゼネカが開発中のコロナワクチンの臨床試験の被験者が死亡
- ノルウェーでのコロナワクチン(米ファイザー・独ビオンテック社製)接種者のうち高齢者23人死亡
- アメリカの医師がコロナワクチン接種から16日後に死亡
通常は開発から実用化までに10年はかかることも珍しくないようなワクチンが、異例の短期間での実用化となることによる弊害は、接種者の増加とともに増えていく可能性は否定できません。
妊娠中は打たない方が良いのか
妊娠中は普段の状況であっても相当気を配るべき状況にありますが、コロナ禍の現状であればなおさらでしょう。
そんな時に気になるのが、妊娠中はコロナワクチンは打たない方が良いのか?ということです。
この問いに、一般社団法人 日本生殖医学会の意見としては、
不妊治療を受けている者や妊婦は、適正基準に従ってワクチン接種を推奨されるべきです
とされています。
コロナに感染するリスクを考えると、ワクチン接種をしておいた方が望ましいということなのかもしれません。
当面は16 歳未満が接種できない理由
厚生労働省がワクチンを承認する場合、当面は16歳以上からとすることとなる見込みです。
16歳未満が接種できない理由としては、
- 海外の治験データでも16歳未満に関しては十分な数がない
- 重症化の可能性が比較的低い
こうしたことが挙げられているとのことです。
安全性が確かとは言えない現状としては、妥当な判断と言えるでしょう。
報告されている副作用の症状
すでに外国では新型コロナウイルスのワクチンの接種を始めているところもあるが、副作用はいくつも報告されています。
米ファイザーと独ビオンテック、米モデルナの両ワクチンの治験でも、疼痛、発熱、倦怠感、頭痛、筋肉痛の症状は多数報告された。
アナフィラキシーショックは完全に予見できず、一定数の発生は避けられない。
引用:日本経済研究センター
日本が採用するコロナワクチンも、十分な安全性を確認する時間もないままに接種を開始されることになるでしょうから、同じような副作用が発生する可能性は否定できません。
なお、アメリカの製薬会社「モデルナ」製のワクチンを接種した400万人の中で、10人程度がアナフィラキシーショックを生じたという報道もあります(全員、無事に回復したとのことです)